気になるお腹周りも二の腕も上品にカバー!大人の女性のための自信が輝く着こなし術
体型カバーおしゃれ術をご覧の皆様、こんにちは。
年齢を重ねるごとに変化する体型は、誰もが経験することです。特に、お腹周りや二の腕のふくらみが気になるというお声を多く耳にします。しかし、それらの変化を隠すだけでなく、むしろ魅力を引き出し、若々しく自信に満ちた着こなしを楽しむことは十分に可能です。
今回は、気になるお腹周りや二の腕を上手にカバーしながら、洗練されたおしゃれを楽しむための具体的なヒントをご紹介いたします。
お腹周りをすっきり見せる着こなしの工夫
お腹周りの悩みをカバーする鍵は、「視線をずらすこと」と「シルエットの選び方」にあります。
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トップスはAラインやIライン、ドルマンスリーブを ウエスト部分を締め付けないAラインや、すとんと落ちるIラインのトップスは、お腹周りのラインを拾いにくく、全体をすっきりと見せてくれます。また、身幅にゆとりがあり、袖と一体になったドルマンスリーブのトップスは、お腹周りに自然なゆとりを持たせつつ、動きのある美しいシルエットを演出します。
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チュニック丈や前後の長さが異なるデザイン ヒップラインまで届くチュニック丈のトップスは、お腹から腰にかけてのラインをさりげなくカバーします。また、前が短く、後ろが長くなっているイレギュラーヘムのデザインは、視覚的な錯覚で重心が上がり、脚長効果も期待できます。
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素材選びも重要 とろみのあるレーヨンやテンセル素材、あるいは適度なハリのあるコットン素材などは、体のラインを拾いすぎず、しなやかさや上品さを保ちながらカバーしてくれます。光沢のある素材は、高級感を添えて視線を惹きつける効果もあります。
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ボトムスはゆったりとしたものを ワイドパンツや、ウエストゴムで腰回りにゆとりがあるフレアスカートは、トップスとのバランスを取りやすく、お腹周りを締め付けずに快適に過ごせます。ハイウエストのボトムスも、タックインせずにトップスを外に出して着用することで、お腹の露出を避けつつ、スタイルアップ効果が期待できます。
二の腕をほっそり見せる袖のデザインと選び方
二の腕をカバーしつつ、エレガントな印象を与えるには、袖のデザイン選びが肝心です。
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五分袖や七分袖の活用 肘や肘上をカバーする五分袖や七分袖は、二の腕の一番気になる部分を隠しつつ、手首を見せることで全体のバランスを整え、ほっそりとした印象を与えます。袖口が少し広がるデザインを選ぶと、より腕のラインが綺麗に見えます。
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ドルマンスリーブやフレアスリーブ 身頃から続くドルマンスリーブは、二の腕部分にゆとりがあり、腕のラインを全く拾いません。また、袖口が広がるフレアスリーブやベルスリーブも、視線を袖の動きに集め、二の腕を自然にカバーしてくれます。
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透け感のある素材や重ね着で軽やかに 薄手のシフォンやレース素材のトップスは、腕のラインをぼかしつつ、軽やかで涼しげな印象を与えます。また、ノースリーブや半袖のトップスの上に、薄手のカーディガンやシアーシャツ、ジレなどを羽織るのも効果的です。これにより、腕を隠しながらも、奥行きのあるおしゃれなコーディネートが完成します。
全体をおしゃれに見せる着こなしのヒント
体型カバーだけでなく、全体の印象をより魅力的にするためのヒントもございます。
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色使いと柄の活用 ベーシックカラー(ネイビー、グレー、ベージュなど)を基本に、顔周りに明るい色や差し色を取り入れると、視線が上に行き、全体が引き締まって見えます。縦のラインを強調するストライプ柄や、小さめの幾何学模様なども、体型カバーに役立ちます。
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小物で視線を集める 首元に華やかなスカーフやネックレス、胸元にブローチなどをあしらうことで、自然と視線が顔周りや上半身に集まります。大きめのバッグや存在感のある靴なども、全体のバランスを整えるのに役立ちます。
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素材の質の高さにこだわる 上質でドレープ感のある素材や、しわになりにくい素材を選ぶと、それだけで品格が漂い、体型以上に洗練された印象を与えます。
実践コーディネート例
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チュニック×ワイドパンツでリラックス上品スタイル とろみ素材のAラインチュニック(ネイビーやチャコールグレー)に、同系色のワイドパンツを合わせます。チュニックはヒップまでしっかり隠れる丈を選び、足元はヒールの低いパンプスやフラットシューズで抜け感を。首元にパールのネックレスや小ぶりのスカーフをプラスすると、顔周りが華やぎ、全体の重心が上がります。
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ドルマンスリーブトップス×フレアスカートで優雅な休日スタイル 肌触りの良いコットン素材のドルマンスリーブトップス(オフホワイトやライトグレー)に、ハリのある素材のミモレ丈フレアスカート(落ち着いたグリーンやボルドー)を組み合わせます。二の腕はゆったりとカバーされ、スカートが気になるお腹周りをふんわりと包み込みます。足元はスニーカーやカジュアルなサンダルで軽快に。
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ロングカーディガンを羽織って縦長効果 お好みのTシャツやブラウスに、膝丈からくるぶし丈のロングカーディガン(薄手のリネンや綿素材)を羽織ります。カーディガンがIラインを強調し、体型を縦長に見せてくれるため、お腹周りや腰回りが自然にカバーされます。インナーは落ち着いた色を選び、カーディガンで明るい色や柄物を取り入れると、おしゃれ度が上がります。
まとめ
体型の変化は、新たなファッションの楽しみ方を見つけるチャンスでもあります。今回ご紹介した着こなしのヒントを参考に、ご自身の魅力を最大限に引き出すおしゃれを楽しんでいただけたら幸いです。
「体型カバーおしゃれ術」では、これからも皆様が自信を持って毎日を輝かせられるような情報をお届けしてまいります。